神奈川大学校友会町田宮陵会講演会「地域を考える、町田から考える-神奈川大学日本常民文化研究所30年の経験から-」のお知らせ
日 時/2024年6月15日(土)14:30-16:00
会 場/ぽっぽ町田 地下1階 第1会議室(町田市原町田4-10-20)
講 師/神奈川大学名誉教授(元神奈川大学日本常民文化研究所所長) 橘川 俊忠 氏
対 象/町田市民他どなたでもご参加いただけます。
参加費/無料
神奈川大学日本常民文化研究所は、本年7月より一万円札に登場する澁澤栄一氏の孫敬三さんが日本古来の「常民(普通の人々)」の生活・文化・歴史を研究するために設立した研究所で、敬三さんの没後、故あって神奈川大学に招致されました。この研究所は、常民の生活の現場を深く調査することに重点を置いていたところに特色がありました。研究所の一員に加えられた私も、日本各地(能登・気仙沼、瀬戸内、佐渡など)の現地調査に参加して、貴重な経験を積むことができました。地域に密着した歴史を掘り起こすと、中央の政治を中心とした歴史像の虚実を見抜くことができます。各地の歴史を独自の視点で比較する視点を持てば、中央の動きを相対化することもできます。
研究所での現地調査の経験を踏まえて、そうした地域からの視点を持つことの重要性について考え、そういう地域の一つとしての町田、縄文時代以来の生活の痕跡を有する町田に存在する可能性を探っていく価値が大いにあると思っています。
-講演者プロフィール-
氏 名 橘川 俊忠(きつかわ としただ)
生 年 1945(昭和20)年 中国北京市生まれ
学 歴
1970(昭和45)年 東京大学 法学部 政治学科卒業[法学士]
1977(昭和52)年 法政大学大学院 社会科学研究科政治学専攻 修士課程中途退学
職 歴
1975(昭和50)年 現代の理論社 [編集部]
1981(昭和56)年 神奈川大学 法学部助教授(平成7年3月まで)
1995(平成 7)年 神奈川大学 法学部教授 (平成25年3月まで)
1996(平成 8)年 神奈川大学 日本常民文化研究所所長(平成14年11月まで)
2004(平成16)年 神奈川大学 日本常民文化研究所所長(平成18年3月まで)
2007(平成19)年 神奈川大学 法学部長兼第二法学部長(平成21年3月まで)
2013(平成25)年 神奈川大学 名誉教授(現在に至る)
著 書
『近代批判の思想』(論争社),『芦東山日記』(平凡社)、『歴史解読の視座』(御茶ノ水書房、共著)、 『柳田国男における国家の問題』(神奈川法学)、『終わりなき戦後を問う』(明石書店) 『「丸山眞男 日本政治思想史研究」を読む』(日本評論社)など
[参加申込]
[方法①]参加申込フォームから参加者情報を送信 https://forms.gle/ANSP7nw1ozpQWCH57
右下のQRコードもご利用ください。
[方法②]FAXまたはE-mailにて以下内容を差支えのない範囲で記入して送信 FAX045-491-7824 E-mail asahik01@kanagawa-u.ac.jp
①お名前②住所③電話番号④E-mail⑤所属・役職
[お問い合わせ]
神奈川大学校友会 町田宮陵会 事務局担当 旭(あさひ)
TEL045-481-5661(内線3514) FAX045-491-7824 E-mail asahik01@kanagawa-u.ac.jp