会長挨拶

鹿児島県宮陵会のホームページにようこそ。私たちは薩摩半島、大隅半島と奄美諸島に渡る南北600キロメートルという広範囲をエリアとする神奈川大学卒業生の会です。

私たちは毎年11月に定期総会を開催しております。それ以外にも有志による天文館での新年会、桜満開の甲突川でのお花見、桜島をバックに錦江湾を望むドルフィンポートでのビアガーデンなどを開催しています。他の宮陵会との合同イベントにも積極的で、女性会員の集いで銀座の歌舞伎座ギャラリーや静岡県浜松市の龍潭寺の見学などに参加したり、熊本県宮陵会との合同企画で出水武家屋敷群散策ツアーも行いました。女性会員のかたの参加もお待ちしています。

人々の移動が激しい昨今、生まれた土地にずっと住み続けるのではなく、IターンやUターン、Jターンという選択を取る人たちもいます。かく言う私自身、東京に生まれ神奈川で育ちました。私の曽祖父は大正3年の桜島大噴火の折りに起きた地震で急死し、一家の大黒柱を失った祖父は働くために長崎に出ました。その後、東京に転居し母が生まれ、時が流れて孫の私が鹿児島にやって来ました。まさに３代かけてのUターン組です。大学進学のために鹿児島を離れて就職のために故郷に戻った同窓生のかた、鹿児島とは縁もゆかりもないけれど赴任先として鹿児島にやってこられたかた、そして現役時代を他県で活躍されリタイアをして鹿児島に戻って来られた人生の先輩方など多くの同窓生が鹿児島にお住まいだと思います。そしてこれから様々な理由で鹿児島に来られる予定の同窓生のみなさん、是非一度、鹿児島県宮陵会にご連絡をください。一緒に焼酎を飲みながら鹿児島と世界の将来について語り合いましょう。

昭和61年　法学部法律学科卒
雨宮寿美代